代表挨拶

 このたび安東由喜雄先生の後任として代表幹事を拝命致しました内木(ないき)宏延でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 21世紀に入りアミロイドサイエンスは飛躍的進歩を遂げ、様々な新薬が開発されることにより、アミロイドーシスは治癒可能な疾患になりつつあります。この様な中で本学会をより発展させていくため、以下の4項目を目標に掲げ、努力していきたいと考えております。
 第一に、厚生労働省アミロイドーシスに関する調査研究班との緊密な連携を維持・発展させていきたいと思います。申し上げるまでも無く、政策研究班のミッションは、日本におけるアミロイドーシスの診療やリアルワールドデータ把握のための基盤整備です。診断基準や臨床調査個人票の改訂、コホート研究の推進などにより研究基盤を整備し、本学会で優れた臨床研究が次々と発表されるよう努力していきたいと思います。
 第二に、基礎研究と臨床研究のバランスある発展を目指したいと思います。私は長年病理学の立場から、蛋白質科学的なアミロイド研究に携わって参りました。臨床研究の発展に基礎研究の進展が不可欠であることは申し上げるまでも無く、両者は車の両輪の関係にあります。
 第三に、アミロイドサイエンスの次世代育成を図っていきたいと思います。これは本学会が幾久しく発展していくためには最も重要な課題と言えます。様々な企画により、若手にとってさらに魅力ある学会にしていきたいと思います。
 最後に、国際アミロイドーシス学会(International Society of Amyloidosis, ISA)における日本のプレゼンスを高めていきたいと思います。21世紀に入りISAは回を重ねるごとに活況を呈しています。そのような議論に物怖じせず加わり、世界に負けないエビデンスを発表できるよう、日本アミロイドーシス学会(Japanese Society of Amyloidosis, JSA)の地力を付けていきたいと思います。
 上記目標を実現することにより、世界に情報発信し続ける学会、アミロイドーシスの患者様に福音をもたらす学会、広く社会に貢献する学会を目指して活動を続けて参ります。皆様のご指導、ご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和3年12月

日本アミロイドーシス学会代表幹事
President of Japanese Society of Amyloidosis
内木宏延

 
 

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